お気軽にお越しください。丁寧にやさしくご案内させていただきます。
“やさしい書体一種類だけ”、“少しだけ気軽に”など、ご要望に合わせたお稽古もできますので、どうぞご相談ください。
FAQ一覧
書道の道具を持っていません。事前に購入することが必要でしょうか?
体験稽古までは事前に購入が必要なものはありません。
最初のお稽古の体験見学では、何もお持ちにならなくても大丈夫です。
用具道具はすべてお貸しします。すでに書道道具をお持ちであれば、体験見学の場合でも持参ください。
青峯書院の教室では、硯、下敷き、文鎮、墨液などを用意していますので、通常のお稽古でも道具を持参いただくのは、基本的には筆(大小の2本)のみとなります(ほか書道誌・お手本、新聞紙など必要と思われるもの)。
(南行徳教室は用意している道具の数に限りがありますので、できれば書道セットを持参いただければと思います。)
筆は事前に購入しなくても、当院厳選のものを適価でお分けすることが可能です。もちろんご自分で購入なさったものでもOKです。
半紙は20枚50円~でお分けしています。100均などの半紙は、薄くて表面がツルツルであまりおすすめしません。
なお、ご自宅でも練習する場合は、書道セットなど(ネット通販でも適価でいろいろあります)をお求めになってください。
そのほか詳しくはお気軽にお尋ねください。
筆の管理方法を教えてください。
◆筆の管理方法(大事にしましょう!)
◇大筆 穂(毛の部分)はすべておろして(さばいて)書きます。
お稽古のあとは筆を持ち帰って洗います。(青峯書院の一階の流しで筆を洗うのは禁止です。)
以下の方法で筆を管理しましょう。
筆の墨をぬぐい、反古(ほご)紙(練習した紙)で巻くか専用のキャップ(筆帽)をした状態で持ち帰ります。反古紙で巻くか専用のキャップ(筆帽)をしたものを、さらに「筆巻」でくるんで持ち運ぶと便利です。
帰宅後は早めに根元からしっかりと水洗いしてください。水気をとって反故紙などに巻いて保管します。
とくに夏場は、墨や水気がついたまま保管すると、穂の根元にカビが生えることがあります。その場合も根元からしっかり水洗いをしてください。
洗う際にぬるま湯(35℃程度)はOKですが、熱湯は穂が死んでしまいます。洗浄力の強い洗剤等も穂が荒れることがあるのでおすすめはしません。ハンドソープのようなものは用いてもよいと思います。
筆の穂はけっこう丈夫ですが、墨でカチカチにしてしまった場合に強い力を加えてはいけません。ぬるま湯に一日浸してから、様子を見つつほぐしていきます。
(筆の毛先が割れて書きにくくなってしまった場合も、毛の付け根に固まっている墨を洗いながらしっかり落とし、毛を丁寧に整えていくことで復活します。)
墨のついた筆に勢いよく水をあてると、墨が飛び散って服が汚れますので、プラスチック製容器などに水を入れて筆を洗うとよいでしょう。
反故紙などで水気をとり、反故紙などに巻いて保管します。
筆を洗わずに専用のキャップ(筆帽)をしておけば、数日程度は乾きませんから、また墨をつければそのまま使えます。
保管する際は「筆掛け」につるして陰干しできればなお良いでしょう。
◇小筆 穂の半分程度をおろして書きます。穂の根元部分は白い毛の固まったままにしておきます。
使用後は墨をぬぐうのみで、次のお稽古までそのまま筆帽・反故紙・筆巻などで保管します。できれば反故紙に水を垂らして、その部分に穂をなでつけるようにして墨をぬぐうとより良いです。
小筆は水洗い不要です。
お稽古代の補足
◎お稽古代の補足です。その他費用の詳細を以下のように規定します。
(規定内容に変更を加える必要があった場合にはできるかぎり口頭で説明を行いますが、当院の方針にご理解を賜りたくお願いを申し上げます。)
・大学生および24歳以下の方は月謝は5,500円とします。
・ご入会月のお稽古が残り2回の場合は、当月は月謝の2/3とし、残り1回の場合は、当月は月謝の1/3をいただきます。
・ふだんは原則として、お稽古の欠席の回数に関わらず当月の月謝をいただきます。通常、ひと月当たり3回のお稽古がありますが、当院の都合によって2回になることもあります。
なお、当院の都合もしくは生徒さんのご都合でお稽古が1回となった場合には、他の曜日を含む振替のお稽古を検討して、計2回となるように勘案することもあります。当月のお稽古をすべてお休みする場合や、しばらく休会する場合には、前月末までにご連絡をいただければ、当該月あたり書道誌代+事務管理費とさせていただきます。
・上達に応じて指導も高度になっていき、月謝も少々上昇します(学生は上昇しません。)当院では『書壇』の優位に昇位すると、柔道などで謂う黒帯(初段)相当となり、書道の雅号を持ちます。これは書を嗜む本当のスタートと言えるものです。この機に少し月謝が上がります。そして、書道の教授試験が受験可能となる『書壇』の特位に昇位した機に少し月謝が上がります。
・『書壇』の優位に昇位すると、雅号の授与・免状の申請が可能となります。雅号の授与・免状の申請には別途費用をいただきます。
・展覧会への出品や、昇位試験(優位以上のみ)の受験などは別途費用を定めます。
規定:令和元年11月18日
展覧会などのイベントはありますか?
当院では年間で複数の展覧会(毎日書道展,書壇院展,世田谷区書道展ほか)に参加しています。
学生・子どもたちは、12月に開催される「書壇院学生展」に出品します。
ほかにもご希望により各種の半紙公募展にも出品します。
会食会その他イベントも適宜開催しています。
単発の一回お稽古はありますか?
当院に入会登録をせずに、単発の一回稽古のご希望も歓迎いたします。
「書道体験+ペン字(住所・お名前など)」のパック1.5時間ほどで基本3,500円です。
詳細はお気軽にお問い合わせください。
段級位の詳細
大人・学生・子どもも、通常のお稽古で段級位を取得できます。
学生・子どもは、(公益財団法人)書壇院発行の書道誌『学生書壇』にお清書を提出することで段級が取得できます。毎月のお清書で優秀ならば昇級・昇段します。
基本的にはみんな十級から始めます。段級は幼児から高校生まで共通で、小学6年生で最高四段、高校3年生で最高九段まで取得できます。(高校3年生は、九段のうち優秀者は”特待生”になります。)
なお、段級の証明書は必要があれば一通500円で(公財)書壇院から発行されますので、受験校などに提出できます。
学生・子どもの段級一覧
十級⇒九級⇒八級⇒七級⇒六級⇒五級⇒四級⇒三級⇒二級⇒一級⇒初段⇒二段⇒三段⇒四段⇒五段⇒六段⇒七段⇒八段⇒九段⇒特待生
大人の方は、(公益財団法人)書壇院発行の書道誌『書壇』にお清書を提出することで段級位が取得できます。『書壇』では段級を”位”で表しています。毎月のお清書で優秀ならば昇位します。
基本的には皆さま六位から始めます。六位はいわば6級のような感じです。優位になるといわば初段でして、柔道でいうところの黒帯相当ととらえてよいと思います。また、ご希望によって昇位試験を受けることが可能です。
なお、大人と学生の段は実力が異なります。(例:高校3年生の八・九段・特待生は『書壇』二位に編入となります。)
大人漢字部門の位一覧
六位⇒五位⇒四位⇒三位⇒二位⇒一位⇒優位(≒黒帯相当位)⇒俊位⇒秀位⇒英位⇒特位(教授試験の資格取得位)⇒玄位⇒準上位⇒上位(最高位)
青峯書院は(公益財団法人)書壇院の正支部です。
※ 段級がなかなか上がらなくても、いつものお稽古に前向きならば大丈夫です。ある意味で芸術的?なお清書を書いている子どもたちも、あるときグッと伸びることがありますね。私野口泰雲のように。